活動のベースとなるクラブハウス
白馬のバックカントリーのパイオニアと言われているガイドカンパニーです。 歴史だけでなく、ガイドとして有名なライダーも所属しておりその知識・経験もハイレベル(雑誌に出てくる有名な方と一緒に滑れてしまいます)。 レベル別にコースが色分けされており、自分のレベルに応じたコースを選ぶことが出来、バックカントリー経験の浅いスキーヤーでも安心して参加できます。 もちろんレベルの高いコースに参加すればエキスパートも満足です。
ビーコントレーニングの様子
バックカントリー初体験の人、経験の浅い人向けのコースです。単なるガイドツアーではなく、バックカントリーの基礎知識、心構え、注意点、用具の使い方、 ビーコンの使い方等のレクチャーもツアー中(ツアー前後も)に受けることが出来ます。バックカントリーを試してみたいという方におすすめです。
参加当日(2018年2月14日)は青色コースの参加メンバーは6名でありガイドは1名体制(7名以上で2名のガイドとなるようです)。 なんと当日のガイドはフリースキーヤーとして有名な古瀬和哉さんでした。同氏はマーカー/フォルクルの専属ライダーであり、専門雑誌にもよく登場されています。
古瀬和哉氏の華麗なパウダーラン
8:00
クラブハウスで受付開始
8:15-8:45
ミーティング(当日のスケジュールや、注意事項の説明、参加者の紹介等)
8:45-9:15
当日のベースとなる栂池高原スキー場へ移動
10:00頃
ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ最上部へ
10:20-10:30
登行準備開始(スキーはシール装着、スノーボードはスノーシューの準備)
10:30-11:00
ビーコントレーニング
用具の使用方法も丁寧にレクチャーされる
美しい景色の中、栂池自然園を目指す
11:10-12:00
林道を通り、早稲田小屋付近まで移動(移動中に雪崩の発生しやすい地形や、木々の特徴の説明があった)
12:00-12:15
1回目の休憩(ガイドの古瀬さんはピットチェックを行う)
12:15-13:00
登行を再開し、40分程で2回目の休憩
13:15-13:40
休憩後登行を再開し15分ほどで最初のドロップポイントへ到着。到着後滑走の準備を始める。
当日の滑走エリアとなった栂池自然園
13:40-14:00
栂池自然園の最高のパウダースノーへドロップイン。じゃんけんで滑走順を決めて順番に滑る。青色コースであり参加者よりは緊張が見られるも上質のパウダーを堪能。
14:15-14:30
滑走の後休憩
14:15-14:30
当日最後の滑走。日照のある斜面でもあり多少クラスト気味となっており苦労する参加者もいた。
14:30-15:00
林を抜け栂の森ゴンドラ降り場付近まで移動し、レストハウスで休憩。
15:15-15:30
スタート地点のゴンドラ始発駅まで移動。
15:40-16:00
駐車場に停車してあるバンにてカラースポーツクラブハウスを目指す。
16:00-16:30
温かいお茶を飲みながら、ツアーを振り返りながら当日のガイド、参加者で交流を深める。
16:30
解散
最高のパウダーコンディションを楽しむ参加者達
ツアー後のミーティングの様子
青色プレイではバックカントリーの基礎知識を多く学ぶことの出来る機会となりました。 また未経験者、経験の浅い人向けのコースでもあり、ハードな登行や厳しい滑走条件も少なく、気軽に参加することの出来るコースと言えます。 青色コースで自信をつけた方は是非とも同社の赤色コースにチャレンジしてみましょう。
出発前のミィーティングの様子(クラブハウスにて)
既にバックカントリーの経験があり一定の行動が出来る人向けのコースが黄色プレイです。 また、既に同社の黄色プレイ経験者向けが赤色プレイとなっています(リピーター向け)。当日は、黄・赤合同の日であり赤プレイ(黄色対象者でも参加可能)に参加しました。 赤・黄色では青色プレイに比べて約2倍の標高差を楽しむことが出来どんどん滑りたい!という経験者にお勧めのコースです。
参加当日(2018年2月14日)はフォトジェニックなコースとして有名な通称「電車ルート」にトライ。コルチナスキー場のリフトを活用し上部(標高約1100m)まで移動し、 ドロップポイントまで移動。一気に沢まで滑走し、再度登り返しパウダーをエンジョイし、その後JR糸井線中土駅(標高約600m)まで滑り降りるエキサイティングなコース。 北向き斜面が多く比較的良質のパウダーを楽しめるコースと言えます。
良質なパウダーの中ツリーランを楽しむ
JR中土駅から糸井線に乗り、南小谷駅まで移動。そこかバスに乗り継ぎ、バンをデポしてあるコルチナスキー場に戻る。
経験者コースであることより、一定の登行技術、滑走技術が求められるコースと言えます。 周りの参加者に迷惑を掛けない為にも、技術と体力をつけてから参加することをお勧めします。 もちろん経験者を満足させるだけのコースが用意されており、参加者を大いに満足させてくれるコースです。 大きな標高差を一気に楽しめる滑走は最高です。